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英・消費者物価指数の発表でポンドが大きく変動するのか要警戒か

相場レポート

英・消費者物価指数の発表でポンドが大きく変動するのか要警戒か

英・消費者物価指数の発表でポンドが大きく変動するのか要警戒か
本日のポイント
  1. 米・住宅着工件数
  2. 英・消費者物価指数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・9月小売売上高が、コア前月比で0.6%となったことで、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0533から1.0594まで上昇。4時間足20MAを実体足で上抜け、4時間足75MAをも突破した。ユーロ米ドルは昨日の上昇により日足20MA直下まで回復している。一方で今年7月から継続しているダウントレンドは崩れていないため、方向性に警戒したい。

欧州通貨は、本日の英・CPI発表を控え、ポンドが対円で往って来いとなった。ポンド円は181.055から182.799まで上昇。日足にて20MAより下位で推移していた状況から脱却した。上位足の週足では、20MAがサポートとなり下ヒゲ陽線にて反発しているため、本日のCPI発表により利上げ見込みがどう変化するのか、注視したいところだ。

本日は、15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、17:00に南ア・消費者物価指数、18:00に欧・消費者物価指数、20:00に南ア・小売売上高、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:00にブラジル・小売売上高、21:30に米・住宅着工件数、米・建設許可件数、21:30に加・卸売売上高、加・製造業売上高、21:30にNY連銀製造業景気指数、24:30に米・6ヶ月債入札、25:00に米・ウォラーFRB理事の発言、27:00に米・ベージュブックがある予定だ。英・消費者物価指数の発表にて、ポンドが大きく変動するのか、方向性をしっかりと見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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