英・消費者物価指数の発表でポンドが大きく変動するのか要警戒か
2023.10.18
- 米・住宅着工件数
- 英・消費者物価指数
前日の米国通貨は、昨日発表された米・9月小売売上高が、コア前月比で0.6%となったことで、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0533から1.0594まで上昇。4時間足20MAを実体足で上抜け、4時間足75MAをも突破した。ユーロ米ドルは昨日の上昇により日足20MA直下まで回復している。一方で今年7月から継続しているダウントレンドは崩れていないため、方向性に警戒したい。
欧州通貨は、本日の英・CPI発表を控え、ポンドが対円で往って来いとなった。ポンド円は181.055から182.799まで上昇。日足にて20MAより下位で推移していた状況から脱却した。上位足の週足では、20MAがサポートとなり下ヒゲ陽線にて反発しているため、本日のCPI発表により利上げ見込みがどう変化するのか、注視したいところだ。
本日は、15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、17:00に南ア・消費者物価指数、18:00に欧・消費者物価指数、20:00に南ア・小売売上高、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:00にブラジル・小売売上高、21:30に米・住宅着工件数、米・建設許可件数、21:30に加・卸売売上高、加・製造業売上高、21:30にNY連銀製造業景気指数、24:30に米・6ヶ月債入札、25:00に米・ウォラーFRB理事の発言、27:00に米・ベージュブックがある予定だ。英・消費者物価指数の発表にて、ポンドが大きく変動するのか、方向性をしっかりと見極めたい。
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