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失業率ステイで対円で上昇したスイスフランの方向性を注視か

相場レポート

失業率ステイで対円で上昇したスイスフランの方向性を注視か

失業率ステイで対円で上昇したスイスフランの方向性を注視か
本日のポイント
  1. 米・ジェファーソンFRB理事の発言
  2. 英・マンMPC委員の発言

先週末の米国通貨は、米雇用統計にて失業率が3.8%と変わらなかったものの、平均時給(前年比)が0.1ポイント低下し4.2%となったことで、米ドルが引けにかけて軟化した。ユーロ米ドルは1.0482まで下落したあとに急反発。1.0598まで回復した。ユーロ米ドルは先週末の反発で回復したものの、日足ベースでは依然20MAより下位に位置しており、下落トレンドが継続しているため、週始めの流れを慎重に静観したい。

欧州通貨は、先週末に発表されたスイス・9月雇用統計にて、季節調整済み失業率が前月と変わらず2.1%となったことで、スイスフランが対円で上昇した。フラン円は162.512から164.286まで上昇。先月の下落基調の流れを踏襲することなく反発した。フラン円は先週末の反発により日足20MAより上位に躍り出たため、このまま対円で勢力が回復するのか、注目したいところだ。

本日は、15:00に独・鉱工業生産、ノルウェー・GDP、16:00にチェコ・鉱工業生産、17:30に欧・投資家センチメント指数、18:00にシンガポール・外貨準備高、21:00にメキシコ・消費者物価指数、22:00に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、22:15に米・バーFRB議長の発言、23:00に米・雇用傾向指数、26:30に米・ジェファーソンFRB理事の発言、29:00に英・マンMPC委員の発言がある予定だ。失業率ステイで対円で上昇したスイスフランの方向性を、慎重に判断したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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