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経済指標により軟化した米ドルが週後半にかけて下落するのか警戒か

相場レポート

経済指標により軟化した米ドルが週後半にかけて下落するのか警戒か

経済指標により軟化した米ドルが週後半にかけて下落するのか警戒か
本日のポイント
  1. 米・新規失業保険申請件数
  2. 米・チャレンジャー人員削減予定数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・9月ADP雇用統計にて、前月の17.7万人から8.9万人へと大幅リバイスダウンしたことで、米ドルが米ドルが対円で一時的に下落した。米ドル円は149.312から148.734の間で小動きとなり、時間足20MAに上値を抑えられる展開に終始した。4時間足では辛うじて75MAに下値を支持されているため、米国時間での要人発言に警戒したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・8月生産者物価指数(PPI)が、前年比でマイナス7.6からマイナス11.5%に悪化したことで、ユーロがポンドに対して下落した。ユーロポンドは0.8682から0.8639まで下落。一時的に4時間足75MAを下抜けた。ただ、上位足の日足では下値を20MAにサポートされている状態が継続しているため、欧州時間での通貨強弱に注意したい。

本日は、15:00に独・貿易収支、15:45に仏・鉱工業生産、17:00に台湾・消費者物価指数、17:30に英・建設業PMI、18:45に英・ブロードベントBOE副総裁の発言、20:30に米・チャレンジャー人員削減予定数、21:00にメキシコ・消費者信頼感指数、21:30に米・新規失業保険申請件数、加・国際商品貿易、米・貿易収支、22:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、23:00に加・Ivey購買担当者景況感指数、23:40に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、25:15に米・バーFRB副議長の発言がある予定だ。経済指標により軟化した米ドルが週後半にかけて下落するのか、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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