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反発が継続せず依然上値が重いユーロの動向に警戒か

相場レポート

反発が継続せず依然上値が重いユーロの動向に警戒か

反発が継続せず依然上値が重いユーロの動向に警戒か
本日のポイント
  1. 米・ADP雇用者数
  2. 欧・生産者物価指数

前日の米国通貨は、米国時間序盤で最強通貨となった。ユーロ米ドルは小動きながらもわずかに下落。1.0493から1.0448まで下落し、安値を更新した。テクニカル的には、ユーロ米ドルは日足10MAに沿っての下落トレンドが継続しており、上位足の週足でもRSIが売られすぎサインの30には到達しておらず、34付近でバッファを備えているため、このまま下落が継続するのか、注視したい。

欧州通貨は、本日ラガルドECB総裁の発言を控えているユーロが、対円で一時的に下落した。ユーロ円は157.216から154.535まで約2.6円下落。一時的に週足20MAのサポートラインを下抜けた。ただ、その後ユーロ円は半値付近の156.192まで回復。且つ、依然週足20MAよりも上位に位置している。そのため欧州時間でのユーロの値動きを慎重に静観したい。

本日は、16:50に仏・サービス業PMI、16:55に独・サービス業PMI、17:00に欧・サービス業PMI、欧・ラガルドECB総裁の発言、17:30に英・サービス業PMI、18:00に欧・生産者物価指数、欧・小売売上高、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に米・ADP雇用者数、22:45に米・サービス業PMI、23:00に米・製造業受注、米・耐久財受注、米・ISM非製造業景況指数、23:25に米・ボウマンFRB理事の発言、23:30に米・週間原油在庫がある予定だ。反発が継続せず依然上値が重いユーロの動向を、慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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