対円で上昇しているユーロの上値余地に注目か
2023.09.05
- 米・製造業新規受注
- 独・製造業/サービス業PMI
前日の米国通貨は、米国市場が祝日により休場となったにも関わらず、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は146.016から146.523まで小幅ながらに上昇。本日のアジア時間でも上値を試す値動きとなっている。テクニカル的には、米ドル円は時間足10MAに沿っての上昇トレンドとなっているため、連休明けの米国時間にて大きく値が動くのか、慎重に静観したい。
欧州通貨は、昨日発表された独・7月貿易収支が、前月の187億ユーロから159億ユーロに下振れたにも関わらず、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は157.330から158.249まで上昇。本日のアジア時間ではさらに高値をつけており、158.309まで上昇している。4時間足では、20MAが下値サポートとなり、下ヒゲ陽線にて上昇しているため、欧州時間でのユーロの上昇性に注目したい。
本日は、欧州時間の16:50に仏・製造業/サービス業PMI、16:55に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMI、18:00に欧・生産者物価指数、18:30に南ア・第2四半期GDP、21:00にブラジル・鉱工業生産、米国時間の23:00に米・製造業新規受注、米・耐久財受注がある予定だ。対円で上昇しているユーロの上値余地を、慎重に見守りたい。
過去の相場レポート
2024.09.20
要人発言によりユーロの動向に変化が見られるのか注視か
2024.09.19
欧HICP変わらず、下値を固めたユーロ円の行く末に注目か
2024.09.18
上値が重くなったユーロが米国時間で回復するのか静観か
2024.09.17
反発している米ドル円が勢力を維持するのか要注意か
2024.09.16
拮抗しているユーロ米ドルの方向性に注意か
2024.09.13
米PPI明けに下落した米ドルの下値余地を注視か
2024.09.12
上値が重いポンドの方向性を注視か
2024.09.11
米CPIが市場予想通り2.6%まで低下するのか急激な値動きに警戒か
2024.09.10
米CPI前日の米ドルの値動きを静観か
2024.09.09
弱含んだポンドが回復するのか、欧州時間での値動きに注目か