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ポンドの対円での方向性に注目か

相場レポート

ポンドの対円での方向性に注目か

ポンドの対円での方向性に注目か
本日のポイント
  1. 米・MBA住宅ローン申請指数
  2. 米・10年債入札

前日の米国通貨は、昨日発表された加・6月貿易収支が、前月のマイナス34.4億加ドルからマイナス37.3億加ドルへとマイナス幅を拡大したことで、加ドルが対円で下落した。加ドル円は107.091から105.893まで下落。4時間足20MAを下抜けた。加ドル円は上位足の日足では、106円から108円のレンジ上限に向けての値動きとなっているため、週後半にかけて加ドルが回復するのか、注目したい。

欧州通貨は、ポンドが対円で往って来いとなった。ポンド円は182.945から181.382まで下落後、再び182円台まで回復。方向感が非常に読みづらい1日となった。ポンド円は、テクニカル的には、日足ベースで下値を切り上げ、日足RSIも同時に切り上げ上昇傾向となっているため、米国時間でポンドが強含むのか、注目したい。

本日は、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、20:30に印・マネーサプライ、21:00にブラジル・小売売上高、メキシコ・消費者物価指数と生産者物価指数、21:30に加・住宅建設許可件数、23:30に米・週間原油在庫、25:00に露・消費者物価指数、26:00に米・10年債入札がある予定だ。ポンドの対円での方向性を、慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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