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米・雇用統計にて下落した米ドル円の値動きを注視か

相場レポート

米・雇用統計にて下落した米ドル円の値動きを注視か

米・雇用統計にて下落した米ドル円の値動きを注視か
本日のポイント
  1. 欧・投資家センチメント指数
  2. 米・ボウマンFRB理事の発言

先週末の米国通貨は、4日(金)に発表された米・7月雇用統計にて、非農業部門雇用者数にて、市場予想が19.9万人のところ18.7万人となったことで、米ドルが対円で続落した。米ドル円は142.889から141.549まで約130pips下落。直近で意識されていた142円のサポートを下抜けた。ただ、短期足の時間足では、200SMAが下値支持線として機能しているため、欧州時間で米ドルが巻き返すのか、注視したい。

欧州通貨は、先週末に発表された欧・6月小売売上高が、前年比で前月のマイナス2.9からマイナス1.4%に改善したことから、ユーロが対円で往って来いとなった。ユーロ円は155.927から156.610の狭い範囲の中でレンジ推移となり、時間足200SMAが下値サポートとして機能した。テクニカル面では、ユーロ円は日足20MA直下に位置しており、上下どちらにも振れやすい地合いとなっているため、米国時間での値動きを慎重に見極めたい。

本日は、14:00に日・景気動向指数、14:45にスイス・雇用統計、15:00に独・鉱工業生産、英・ハリファックス住宅価格、南ア・外貨準備高、ノルウェー・製造業生産、17:30に欧・投資家センチメント指数、21:00にメキシコ・消費者信頼感指数、21:30に米・ボウマンFRB理事の発言、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、25:00に英・ピルMPC委員の発言、28:00に米・消費者信用残高がある予定だ。米・雇用統計にて下落した米ドル円の値動きを、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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