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ECB明けにユーロ安となった相場が継続するのか注視か

相場レポート

ECB明けにユーロ安となった相場が継続するのか注視か

ECB明けにユーロ安となった相場が継続するのか注視か
本日のポイント
  1. 日・植田日銀総裁の記者会見
  2. 米・PCEデフレーター

前日の米国通貨は、昨日発表された米・第2四半期GDPが、前回値の2.0から2.4%に大幅拡大したことで、指標発表直後に米ドルが対円で上昇した。米ドル円は139.373から141.320まで急騰。4時間足20MAを上抜けての上昇となった。しかしながら本日未明にリークされた日経新聞のYCC修正案記事に反応し、138.763まで急落。変動幅の大きな相場となった。

欧州通貨は、昨日発表された欧・ECB政策金利発表にて、市場予想通り0.25%の利上げが実施され、【セルザファクト】となりユーロが対円・対米ドルともに下落した。ユーロ円は156.187から152.194まで下落。本日のアジア時間でも下落が継続しており、151.411まで下伸している。このまま米国時間にかけてユーロの下落が継続するのか、方向性をじっくりと注視したい。

本日は、14:30に仏・第2四半期GDP、15:30に日・植田日銀総裁の記者会見、15:45に仏・消費者物価指数、仏・生産者物価指数、16:00にスイス・KOF先行指数、トルコ・貿易収支、21:00に独・消費者物価指数、南ア・財政収支、21:30に加・GDP、米・個人所得、米・PCEデフレーター、米・第2四半期雇用コスト指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。ECB明けにユーロ安となった相場が継続するのか、通貨強弱を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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