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ECB政策金利発表後に動くユーロの値動きを静観か

相場レポート

ECB政策金利発表後に動くユーロの値動きを静観か

ECB政策金利発表後に動くユーロの値動きを静観か
本日のポイント
  1. 欧・ECB政策金利と声明発表
  2. 独・GFK消費者信頼感調査

前日の米国通貨は、FOMCにて市場予想通り0.25%の利上げが行われ、次回9月会合での利上げ終了が示されなかったものの、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.1037から1.1070まで上昇。4時間足20MAを下回っていたが、昨日の上昇により4時間足20MAより上位に躍り出た。RSIも4時間足にて30アンダーから上昇し、51付近で推移しているため、欧州時間でのさらなる上昇に注目したい。

欧州通貨は、本日のECB政策金利発表を前に、ユーロが対円で下落している。ユーロ円は155.990から155.145まで下落。本日のアジア時間でも下落し、154.873をタッチした。本日のECBでは0.25%の利上げが予想されているが、予想通りの結果となり、ユーロが上昇するのか、ユーロ円の方向性を慎重に見守りたいところだ。

本日は、15:00に独・GFK消費者信頼感調査、19:00に英・CBI流通取引調査、21:15に欧・ECB政策金利と声明発表、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期GDP、米・耐久財受注、米・卸売在庫、21:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、23:00に米・中古住宅販売保留、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:00に米・カンザスシティ連銀製造業活動指数、26:00に米・7年債入札がある予定だ。ECBにて政策金利発表後に動くユーロの値動きを、じっくりと見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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