上値が重いユーロ米ドルが下伸するのか、FOMC後の結果に注目か
2023.07.26
- 米・FOMC政策金利と声明発表
- 米・新築住宅販売件数
前日の米国通貨は、米国時間で発表された米・7月コンファレンスボード消費者信頼感指数が、前回値の109.7から117.0に上昇したことから、米ドルが対ユーロで強含んだ。ユーロ米ドルは1.1086から1.1020まで下落。時間足20MAがレジスタンスとなり、下落トレンドが継続した。ただ、上位足の4時間足では、直下に200EMAとSMAのサポートが存在するため、このまま米国時間にかけてサポートラインを割り込むかは、慎重に判断したいところだ。
欧州通貨は、ポンドが対円で往って来いとなった。ポンド円は181.147から182.008の間で上下動を繰り返し、時間足20MAを跨いでの方向感に欠ける展開となった。本日のアジア時間では、時間足20MAより上位に位置しているものの、値幅20pipsの範囲でこう着状態となっている。FOMCが明けるまでは、クロス円の方向性を見守るスタンスの方が良さそうだ。
本日は、14:00に日・景気先行CI指数、15:00にスウェーデン・貿易収支、15:45に仏・消費者信頼感指数、17:00にスイス・投資家信頼感指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、23:00に米・新築住宅販売件数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFB議長の記者会見がある予定だ。上値が重いユーロ米ドルが下伸するのか、FOMC後の結果に注目したい。
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