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テクニカルリセッション入りしたユーロの方向性を注視か

相場レポート

テクニカルリセッション入りしたユーロの方向性を注視か

テクニカルリセッション入りしたユーロの方向性を注視か
本日のポイント
  1. 加・雇用統計
  2. 加・設備稼働率

前日の米国通貨は、昨日発表された米・新規失業保険申請件数が前週の23.2万件から26.1万件へと増加した米ドルが、対円で下落した。米ドル円は140.212から138.758まで下落。直近1週間で日足10MAをまたいでのレンジ相場が継続している。米ドル円は昨年高値と今年安値に当てたフィボナッチ・リトレースメントの50%ラインに直面しており、来週のFOMCまでは、方向感を模索する値動きが続きそうだ。

欧州通貨は、昨日発表された欧・第1四半期実質GDPが前期比でマイナス0.1%となり、2四半期連続マイナスとなったことから、テクニカルリセッションとなったユーロが対円で往って来いとなった。ユーロ円は149.592-150.051の間でボックス相場となり、本日のアジア時間では上方向のトライをしている。ユーロ円が上に伸びた場合、直近高値の151.069を突破するのか、注目したいところだ。

本日は、15:00にノルウェー・消費者物価指数と生産者物価指数、スウェーデン・鉱工業生産、スウェーデン・製造業新規受注、16:00にトルコ・鉱工業生産、19:30に露・主要金利、20:30に印・外貨準備高、21:00にメキシコ・鉱工業生産、21:30に加・雇用統計、加・設備稼働率、25:00に露・消費者物価指数がある予定だ。テクニカルリセッション入りしたユーロの方向性を、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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