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米国通貨と対照的に対円で強含んでいる欧州通貨に注目か

相場レポート

米国通貨と対照的に対円で強含んでいる欧州通貨に注目か

米国通貨と対照的に対円で強含んでいる欧州通貨に注目か
本日のポイント
  1. スイス・鉱工業生産
  2. 米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言

先週末の米国通貨は、パウエルFRB議長が「政策引き締めを長く続けてきたが、銀行業界のストレスによる信用引き締まりの度合いを巡る不透明性に直面している」と発言。来月6月のFOMCでの利上げ観測が後退し、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0760から1.0828まで上昇。4時間足20MA直下に舞い戻った。ただ、日足では依然RSIが30に届かずバッファを残しているため、米国時間で米ドルの回復が見られるのか、注目したい。

欧州通貨は、本日鉱工業生産の発表を控えているスイスフランが、対円で小幅上昇となった。フラン円は152.851から153.765まで上昇。その後値が落ち着き153.300付近での推移となっている。フラン円は、今月上旬につけた今年高値の153.961に迫る形で上伸しているため、スイスフランが対円でさらに強含むのか、方向性に注目したい。

本日は、15:30にスイス・鉱工業生産、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、17:00に台湾・失業率、17:30に香港・消費者物価指数、18:00に欧・建設業生産高、21:30に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、23:00に欧・消費者信頼感指数、24:05に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言がある予定だ。米国通貨と対照的に対円で強含んでいる欧州通貨の上値余地を、慎重に見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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