loading
search

ラガルドECB総裁の発言にてユーロの方向性が変わるのか注視か

相場レポート

ラガルドECB総裁の発言にてユーロの方向性が変わるのか注視か

ラガルドECB総裁の発言にてユーロの方向性が変わるのか注視か
本日のポイント
  1. 米・ボウマンFRB理事の発言
  2. 欧・ラガルドECB総裁の発言

前日の米国通貨は、昨日発表された米・新規失業保険申請件数が前週の26.4万件から24.2万件へと減少し、対円で6日続伸した。米ドル円は137.276から138.746まで約1.5円上昇。昨年11月30日以来の138円台となった。テクニカル的には、米ドル円は日足上昇平行チャネルの上限である140円ミドルへの上昇基調となっているため、日柄調整を挟んでの上伸に注目したい。

欧州通貨は、最弱通貨となった日本円に対し、ユーロが小幅に上昇した。ユーロ円は148.759から149.438へと約60pips上昇。円安基調でクロス円が全般的に上昇する中、ユーロ円の上げ幅は限定的となった。テクニカル面では、ユーロ円は4時間足RSIが70タッチからの反落となっているため、欧州時間でのユーロの下落に警戒したい。

本日は、アジア時間の15:00に独・生産者物価指数と、欧州時間の17:20に台湾・経常収支、18:45に英・ハスケルMPC委員の発言、米国時間の21:30に加・小売売上高、21:45に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、22:00に米・ボウマンFRB理事の発言、24:00に米・パウエルFRB副議長の発言、28:00に欧・ラガルドECB総裁の発言がある予定だ。ラガルドECB総裁の発言にてユーロの方向性が変わるのか、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2024.11.22New

    下落したフラン円の下値余地に要警戒か

  2. 2024.11.21New

    安値更新を再びトライしているユーロ米ドルの下値余地に警戒か

  3. 2024.11.20New

    地政学リスクによる通貨強弱性の変化に要注意か

  4. 2024.11.19New

    加・住宅着工件数増加にて上昇した加ドルの上伸性に注目か

  5. 2024.11.18New

    下落しているスイスフランの回復性に注目か

  6. 2024.11.15

    パウエルFRB議長の発言にて上昇した米ドルの方向性を静観か

  7. 2024.11.14

    今年安値を更新し昨年安値に迫っているユーロ米ドルの下値余地に注意か

  8. 2024.11.13

    対円で上昇したユーロの上値余地を注視か

  9. 2024.11.12

    上値が重くなったスイスフランの回復性に注目か

  10. 2024.11.11

    加・雇用統計悪化にて下落した加ドルの回復性に注目か