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米国時間での要人発言にてボラティリティが高まるのか警戒か

相場レポート

米国時間での要人発言にてボラティリティが高まるのか警戒か

米国時間での要人発言にてボラティリティが高まるのか警戒か
本日のポイント
  1. 米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言
  2. 独・ZEW景況感調査

前日の米国通貨は、昨日発表された米・5月NY連銀製造業景気指数が、市場予想のマイナス3.8を大幅に下回りマイナス31.8となったことから、米ドルが一時的に対円で下落した。米ドル円は136.319から135.700まで下落。その後往って来いとなったが、本日のアジア時間では上値・下値ともに更新しておらず、時間足20MA直下で停滞している。本日は要人発言を多く控えているため、発言内容にてボラティリティが高まるのか警戒したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・3月鉱工業生産が、前年比で前月の2.0%からマイナス1.4%へと低下したユーロが、対円でわずかに値を上げた。ユーロ円は147.197から148.178まで約90pips上昇。本日のアジア時間では時間足200SMAが上値抵抗帯となり、価格が停滞している。欧州時間にかけてユーロが対円で回復するのか、慎重に注視したい。

本日の指標は、15:00に英・失業率、16:00にトルコ・住宅販売、18:00に独・ZEW景況感調査、欧・第1四半期GDP、21:15に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、21:30に加・消費者物価指数、米・小売売上高、22:15に米・鉱工業生産、米・設備稼働率、23:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、米・バーFRB副議長の発言、25:15に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、27:30に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、28:15に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言がある予定だ。米国時間での要人発言にてボラティリティが高まるのか、警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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