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対オセアニアで弱含んでいるユーロの下値余地に警戒か

相場レポート

対オセアニアで弱含んでいるユーロの下値余地に警戒か

対オセアニアで弱含んでいるユーロの下値余地に警戒か
本日のポイント
  1. 米・ジェファーソンFRB理事の発言
  2. 英・ハリファックス住宅価格

前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで若干強含み、ユーロ米ドルが下落した。ユーロ米ドルは1.1053から1.0998まで下落。4時間足75MAを下抜けた。テクニカル的には、ユーロ米ドルは日足RSIが70直下からの下落基調となっている一方、ローソク足は上値を切り上げているダイバージェンスとなっている。週後半に向けて米ドルが対ユーロで強含むのか、注視したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・2024年実質経済成長率見通しが1.3%となり、前月から下方修正されたことで、ユーロが対オセアニアで下落した。ユーロ豪ドルは1.6351から1.66205まで約140pipps下落。本日のアジア時間でも下落の流れを踏襲している。ユーロ豪ドルは週足にてRSI70タッチからの下落となっているため、対オセアニアでの下落が継続するのか、注目したい。

本日は、アジア時間の15:00に英・ハリファックス住宅価格、15:45に仏・貿易収支、仏・経常収支と、欧州時間の19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、21:00にメキシコ・消費者物価指数と生産者物価指数、米国時間の21:30に米・ジェファーソンFRB理事の発言、25:05に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、26:00に米・3年債入札がある予定だ。対オセアニアで弱含んでいるユーロの下値余地に警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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