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明後日のECBを前に下値が底堅いユーロの方向性に注目か

相場レポート

明後日のECBを前に下値が底堅いユーロの方向性に注目か

明後日のECBを前に下値が底堅いユーロの方向性に注目か
本日のポイント
  1. 米・FOMC政策金利と声明発表
  2. 欧・雇用統計

前日の米国通貨は、昨日発表された米・3月製造業新規受注が前回値のマイナス0.7%と市場予想の0.8%を上振れ0.9%となったことで、米ドルが対ユーロで往って来いとなった。ユーロ米ドルは1.0942-1.1007の間で方向感を探る値動きとなり、4時間足20MAをまたいでの停滞となっている。本日のFOMCにてユーロ米ドルに明確な方向感が生じるのか、慎重に注視したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・4月消費者物価指数が、前月の6.9%から7.0%へと上昇したユーロが、対ポンドで上昇した。ユーロポンドは0.8764から0.8824まで上昇。時間足200SMAを上抜けての上伸となっている。ユーロポンドは週足にて上昇トレンドラインの上限に向けての値動きが見られるため、週末に向けてユーロが強含むのか、注目したい。

本日の指標は、16:00にトルコ・生産者物価指数と消費者物価指数、18:00に欧・雇用統計、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に米・ADP雇用者数、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・ISM非製造業景気指数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見がある予定だ。明後日のECBを前に下値が底堅いユーロの方向性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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