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43年振り高値となったフラン円の方向性に注目か

相場レポート

43年振り高値となったフラン円の方向性に注目か

43年振り高値となったフラン円の方向性に注目か
本日のポイント
  1. スイス・製造業PMI
  2. 米・JOLTS求人

前日の米国通貨は、昨日発表された米・4月PMI購買担当者景気指数が、市場予想の50.4に0.2ポイント届かず50.2となったものの、対円で上昇した。米ドル円は136.134から137.574まで約1.4円上昇。今年3月8日以来の137円台となった。米ドル円は、日足での上昇トレンドライン下限から上限に向けての値動きとなっているため、トレンドライン上限の139円台にタッチする値動きが見られるのか、じっくりと注視したい。

欧州通貨は、対円にてスイスフランが上昇しており、フラン円は153.694をタッチした。フラン円は43年ぶりの高値水準に到達しており、159円の水平線を超えると青天井となる。ただ、日足RSIはすでに70を超過しており75.4となっていることに加え、週足RSIは70付近でのダイバージェンスとなっている。このまま順当にフランが対円で上昇するのか、慎重に判断したいところだ。

本日は、15:00に英・ネーションワイド住宅価格、独・小売売上高、16:30にスイス・製造業PMI、17:30に英・製造業PMI、18:00に欧・消費者物価指数、20:20に豪・ロウRBA総裁の発言、23:00に米・製造業受注指数、米・JOLTS求人、翌6:00にNZ・RBNZ金融安定報告書の公表がある予定だ。43年振り高値となったフラン円の方向性を、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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