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円高基調となっている通貨強弱がどう変化するのか警戒か

相場レポート

円高基調となっている通貨強弱がどう変化するのか警戒か

円高基調となっている通貨強弱がどう変化するのか警戒か
本日のポイント
  1. 米・消費者信用残高
  2. 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言

先週末の米国通貨は、6日金曜日に発表された米・12月雇用統計にて、平均時給が前月比・前年比ともに前回値を下回ったため、賃金インフレの減速と見なされ、米ドルが最弱通貨となった。ユーロ米ドルは1.0480から1.0647まで約160pips上昇。本日のアジア時間でも上昇の流れが継続しており、直近3日の高値を上回った。テクニカル的には、ユーロ米ドルは4時間足200SMAが支持線として機能し反発したため、上昇の流れが継続するのか注目したい。

欧州通貨は、12月の欧州消費者物価指数(HICP)が10.1%から9.2%へと低下したことを受け、ユーロが対円で小幅に弱含んだ。ユーロ円は141.451から140.230まで約110pips下落した。日足ベースでは200SMA直下に位置しているものの、ボリンジャーバンドの±3σが下向き基調となっているため、継続した下落に警戒したいところだ。

本日は、アジア時間の15:45にスイス・失業率と、欧州時間の16:00に独・鉱工業生産、16:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、19:00に欧・失業率、20:00に加・景気先行指数、21:00にメキシコ・生産者物価指数、米国時間の22:30に加・住宅建設許可、24:30に英・ピルPMC委員の発言、26:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、29:00に米・消費者信用残高がある予定だ。円安から一転、円高基調となっている通貨強弱がどう変化するのか、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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