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米国時間での指標発表によるボラティリティの高まりに要警戒か

相場レポート

米国時間での指標発表によるボラティリティの高まりに要警戒か

米国時間での指標発表によるボラティリティの高まりに要警戒か
本日のポイント
  1. 米・雇用統計
  2. 米・ISM非製造業景況指数

前日の米国通貨は、米国の指標発表が好調だったことから最強通貨となった。昨日、米・カンザスシティ連銀のジョージ総裁は、CNBCのインタビューにて、「FRBは2024年に入っても政策金利を5%超で維持すべき」との考えを示し、過度な利下げ期待にくぎを刺したことも影響し、ポンド米ドルは1.2076から1.1873まで200pipsの下落となった。

欧州通貨は、昨日発表された欧・11月生産者物価指数(PPI)が前年比で市場予想の27.6%を下回り27.1%となったことから、ユーロが弱含んだ。米ドル円が上昇する中、ユーロ円は139.975-141.362でのレンジ相場となり、本日のアジア時間でも方向感が明確となっていない。ユーロ円は、4時間足75MAの直下に位置しており、レジスタンスとして機能する可能性があるため、下値余地に警戒したい。

本日は、16:00に独・製造業受注、英・ハリファックス住宅価格、16:30にスイス・小売売上高、19:00に欧・消費者物価指数、22:30に加・雇用統計、米・雇用統計、24:00に加・Ivey購買部協会指数、米・ISM非製造業景況指数、25:15に米・クックFRB理事の発言、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、26:15に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、27:00に米・ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言がある予定だ。米国時間での指標発表により、ボラティリティが急激に高まることに警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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