週末最終日の通貨強弱が変化するのか注視か
2022.11.25
- 加・財政収支
- スイス・非農業部門雇用者数
前日の米国通貨は、対ポンドが弱含み、ポンド米ドルは1.2049から1.2153まで上昇。今月高値を更新した。ポンド米ドルは日足ベースで200SMAを頭上に控えており、RSIが70目前となっている。しかしながら、ダイバージェンスは発生しておらずリバーサル状態が続いているため、調整を挟んでの継続的な上昇が見られるのか注視したい。
欧州通貨は、昨日発表された独・11月IFO景況感指数が、市場予想の85.1を上回り86.3となったが、ユーロが同じ欧州通貨の対ポンドで下落した。ユーロは同様に対円でも下落し、ユーロ円は145.193から143.654まで約150pipsの下落となった。なおユーロ円は本日のアジア時間では反発しているが、4時間足頭上に10MAを控えているため、下落があるのか警戒したい。
本日は、欧州時間の16:00に独・第3四半期GDP(確報値)、独・GFK消費者信頼感指数、スウェーデン・生産者物価指数、16:30にスイス・非農業部門雇用者数、16:45に仏・消費者物価指数、17:00にハンガリー・失業率、18:00にフィリピン・失業率、20:30に印・外貨準備高、21:00にメキシコ・GDPと、米国時間の25:00に加・財政収支がある予定だ。週末最終日の通貨強弱が大きく変化するのか、慎重に判断したい。
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