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米ドル買い・円買いで始まった週明けの通貨強弱を注視か

相場レポート

米ドル買い・円買いで始まった週明けの通貨強弱を注視か

米ドル買い・円買いで始まった週明けの通貨強弱を注視か
本日のポイント
  1. 米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
  2. 独・ナーゲル独連銀総裁の発言

先週末の米国通貨は、対欧州で強含み、ユーロ米ドルは1.0428から1.0350まで下落した。テクニカル的には、ユーロ米ドルは時間足200SMAに下値をサポートされる形で反発が入ったが、週明けのアジア時間では再び時間足200SMAをトライする値動きとなっており、米ドル買いが目立っている。ユーロ米ドルは時間足ベースで上値を切り下げての下落となっているため、このままユーロが売られる展開となるのか注目したい。

欧州通貨は、引け間際にユーロが急落し、ユーロ円は145.136から144.386まで下落した。ユーロ円は引け間際の値動きを本日のアジア時間でも踏襲しており、現在は143.434付近での推移だ。テクニカル面では、4時間足下降チャネルの下限である142.561付近までサポートがないため、チャネル下限までの下落に警戒したい。

本日は、16:00にノルウェー・小売売上高、17:30に香港・貿易収支、18:00に欧・マネーサプライ、20:00に英・CBI小売売上高、21:00にメキシコ・貿易収支、22:30に加・経常収支、24:30に米・ダラス連銀製造業景況指数、25:30に米・6ヶ月ビル入札、26:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、26:10に独・ナーゲル独連銀総裁の発言がある予定だ。米ドル買い・円買いで始まった週明けの通貨強弱をしっかりと見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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