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上昇しているポンドが要人発言により変化するのか注目か

相場レポート

上昇しているポンドが要人発言により変化するのか注目か

上昇しているポンドが要人発言により変化するのか注目か
本日のポイント
  1. 米・NFIB中小企業楽観指数
  2. 英・ピルMPC委員の発言

前日の米国通貨は、最強通貨となったポンドに押される形で下落し、ポンド米ドルが1.1289から1.1539まで250pipsもの上昇となった。ポンド米ドルは4時間足での上昇トレンドライン下限からの反発が継続しており、4時間足ですでに200SMA・75EMAを上抜けている。本日の要人発言により米ドルのさらなる下落となりうるのか、慎重に静観したい。

欧州通貨は、ポンドが対円で続伸し、ポンド円は165.630から169.064まで3円以上の上昇となった。現在のポンド円は時間足200SMA直下の168.789に位置しており、反発からの小休止状態となっている。ポンド円は上昇が継続した場合、上昇トレンドライン上限の171.130まで値が上がる可能性があるため、週後半に向けての値動きを注視したい。

本日は、欧州時間の16:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、17:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、17:15にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、17:30にスイス・メクラ―SNB理事の発言、18:00に英・ピルMPC委員の発言、18:30に豪・ロウRBA総裁の発言、19:00に欧・小売売上高、20:00に米・NFIB中小企業楽観指数と、米国時間の25:00に英・ピルMPC委員の発言、27:00に米・3年債入札がある予定だ。上昇しているポンドが要人発言により変化するのか、注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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