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上昇しているユーロの月初の値動きに注意か

相場レポート

上昇しているユーロの月初の値動きに注意か

上昇しているユーロの月初の値動きに注意か
本日のポイント
  1. 米・週間天然ガス貯蔵量
  2. 米・ISM製造業景況指数

前日の米国通貨は、米・クリーブランド連銀のメスター総裁が「政策金利を4%上回る水準まで引き上げ、その水準で維持する必要がある」と発言したことからドル高が進んだ。豪ドル米ドルは0.6903から0.6840まで約60pips下落。本日のアジア時間でも下伸しており、0.6804をタッチした。ただ、4時間足ではサポートラインとなる水準に達しているため、調整反発に注意したい。

欧州通貨は、強含んでいる米ドルに対しユーロが健闘し、ユーロ米ドルは0.9971から1.0079まで100pips強の上昇となった。ユーロは同じ欧州通貨のポンドに対しても強い展開が継続しており、ユーロポンドは4日連続大陽線となっている。現在は0.8649で推移しているが、4時間足RSIが77となっているため、調整下落を警戒したい。

本日は、15:00に英・ネーションワイド住宅価格、独・小売売上高、15:30にスイス・小売売上高、16:30にスイス・製造業PMI、17:30に英・製造業PMI、20:30に米・チャレンジャー人員削減予定数、21:30に加・住宅建設許可、米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期非農業部門労働生産性、22:45に米・製造業PMI、23:00に米・ISM製造業景況指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、28:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。上昇しているユーロの月初の値動きに注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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