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対米ドルで上昇している欧州通貨は月初に伸びるか

相場レポート

対米ドルで上昇している欧州通貨は月初に伸びるか

対米ドルで上昇している欧州通貨は月初に伸びるか
本日のポイント
  1. 米・JOLT労働調査
  2. 米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、昨日の米・7月製造業PMIの改定値が52.2となり、50の割り込みを免れたが、終日弱含む展開となった。ポンド米ドルは1.2155から1.2293まで約130pips上昇。4日続伸している。ポンド米ドルは本日のアジア時間でも時間足20MAに下値をサポートされる形で上昇しており、このまま日足75MAラインの1.2337まで上伸するのか注目したい。

欧州通貨は、対米ドルで強含んでおり、ユーロ米ドルが1.0204から1.0274まで約70pipsの上昇となった。ユーロ米ドルはすでに本日のアジア時間で高値更新をしており、1.0293まで値が伸びている。4時間足では200SMAが頭上に控えているため、200SMAラインの1.0293を上抜けるのか注視したい。

本日は、アジア時間の15:00に英・ネーションワイド住宅価格と、欧州時間の16:30にスイス・製造業PMI、米国時間の23:00に米・JOLT労働調査、米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、26:00に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、翌7:45にNZ・第2四半期失業率、米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言がある予定だ。対米ドルで上昇している欧州通貨が月初に勢いを維持して伸びるのか、注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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