政策金利発表のイベントウィーク初めの値動きに注目か
2022.08.01
- 独・小売売上高
- 仏・製造業PMI
先週末の米国通貨は、ドルインデックスが105.7と横ばい推移となり、ユーロ米ドルは1.0249-1.0146での行って来い相場となった。ユーロ米ドルはレンジ推移を繰り返しながらも、4時間足で下値を切り上げている。また、4時間足で75MAと20MAのゴールデンクロスが発生しているため、ユーロが対米ドルで徐々に勢力を取り戻すのか、注目したい。
欧州通貨は、ポンドが対米ドルで急落するも行って来いとなり、力加減が拮抗する相場となった。ポンド米ドルは1.2245から1.2064まで下落。その後回復している。本日は米国の7月ISM製造業景気指数が発表されるため、製造業の強さに注目しつつ米ドルとの強弱性を静観したい。
本日は、アジア時間の15:00に独・小売売上高と、欧州時間の16:00にトルコ・製造業PMI、16:50に仏・製造業PMI、16:55に独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、17:30に英・製造業PMI、18:00に欧・失業率、米国時間の22:45に米・製造業PMI、23:00に米・ISM製造業景況指数、米・建設支出がある予定だ。また、今週は明日の豪・政策金利発表に加え水曜日の米・ADP雇用統計、木曜日の英・政策金利とイベントが多くなっている。週初めの値動きをまずはしっかりと観察したい。
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