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独・消費者物価指数(CPI)は前回値の7.6%を超えるのか

相場レポート

独・消費者物価指数(CPI)は前回値の7.6%を超えるのか

独・消費者物価指数(CPI)は前回値の7.6%を超えるのか
本日のポイント
  1. 独・消費者物価指数
  2. 米・コアPCEデフレーター

前日の米国通貨は、米・FOMCをサプライズなく通過したことで「セル・ザ・ファクト」となり、ポンド米ドルは1.2021から1.2186まで約160pips上昇した。FRBは前回に引き続き0.75%の利上げをしたことで、市場予想との乖離なく穏便なFOMCとなった。なおポンド米ドルは4時間足200SMAを実体足で上抜けているため、このまま上昇が継続した場合、日足75MAの1.2341をターゲットにしておきたい。

欧州通貨は、昨日発表された独・8月GfK消費者信頼感指数が予想を下振れマイナス30.6となったこともあり、ポンドやスイスフランが堅調に推移する中、ユーロ円はレンジ相場となった。本日のアジア時間では円買い傾向が見られ、139.493から137.915まで150pips以上下落している。ユーロ円はすでに日足75MAを下抜けているため、直近安値の136.864を下回り下伸するのか、注視したい。

本日は、アジア時間の15:45に仏・生産者物価指数と、欧州時間の16:00にトルコ・経済信頼感、21:00に独・消費者物価指数、米国時間の21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期GDP(速報値)、米・個人所得、米・コアPCEデフレーター、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:00に米・カンザスシティ連銀製造業活動指数、26:00に米・7年債入札、米市場の引け後にアップル、アマゾンの決算がある予定だ。ドイツのCPIがピークアウトを迎えるのか、結果による価格変動をしっかりと注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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