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対スイスフランでの米ドルの方向性に注目か

相場レポート

対スイスフランでの米ドルの方向性に注目か

対スイスフランでの米ドルの方向性に注目か
本日のポイント
  1. トルコ・景気動向指数
  2. 米・ダラス連銀製造業活動指数

先週末の米国通貨は、対スイスフランで下伸となり、米ドルフランは0.9704から0.9600まで約100pipsの下落となった。米ドルフランは日足で三尊天井を形成しており、現在右肩からの下落基調となっている。本日のアジア時間では反発し約50pips上昇しているが、4時間足では依然20MAより下位に位置しているため、調整反発後の下落継続に警戒したい。

欧州通貨は、先週末22日に発表された独・欧・英の製造業/サービス業PMI(速報値)が相次いで前月よりも悪化となり、対円で下落となった。ユーロ円は140.671から138.773まで約1.9円下落した。ポンド円に関しては2.1円の下落となり、165.131から162..992まで下落した。各国の景況感が悪化しており、円買い基調となっている。

本日は、欧州時間の16:00にトルコ・景気動向指数、設備稼働率、17:00に独・IFO景況指数、17:30に香港・貿易収支、19:00に英・CBI企業動向調査と、米国時間の21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、26:00に米・2年債入札がある予定だ。明日は米・消費者信頼感指数の発表があり、明後日には米国のFOMCを控えている。米ドルに注目が集まる中、FOMCまでは米ドルの乱高下に警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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