loading
search

欧州時間から米国時間にかけてのPMI発表に注意か

相場レポート

欧州時間から米国時間にかけてのPMI発表に注意か

欧州時間から米国時間にかけてのPMI発表に注意か
本日のポイント
  1. 欧・製造業/サービス業PMI
  2. 加・小売売上高

前日の米国通貨は、調整下落が一服し、ポンド米ドルは1.1889-1.2003での往って来い相場となった。昨日発表された米・新規失業保険申請件数は市場予想の24万人を上回り25.1万人となり、3週連続で悪化したが、対欧州では底堅い推移となった。本日のアジア時間では1.1959辺りで下落を試みる値動きとなっており、4時間足で75MAと20MAがデッドクロスに入りそうなため、下落に注意したい。

欧州通貨は、昨日22年振りの大幅利上げをし、政策金利を0.50%としたことで一時的にユーロが強含んだものの、ラガルドECB総裁の記者会見から反落し、ユーロ米ドルは1.027から1.015の間で往って来いとなった。ユーロ米ドルは4時間足20MAに下値をサポートされているが、日足では20MAが上値を抑えているため、方向感を慎重に判断したい。

本日は、アジア時間の15:00に英・小売売上高と、欧州時間の16:15に仏・製造業/サービス業PMI、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMI、米国時間の21:30に加・小売売上高、22:45に米・製造業/サービス業PMIがある予定だ。欧州時間から米国時間にかけてのPMI発表に注意しつつ、価格動向を見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2024.11.26New

    上昇したフラン円の上値余地に注目か

  2. 2024.11.25New

    昨年安値を下抜けたユーロ米ドルの回復性に注目か

  3. 2024.11.22New

    下落したフラン円の下値余地に要警戒か

  4. 2024.11.21New

    安値更新を再びトライしているユーロ米ドルの下値余地に警戒か

  5. 2024.11.20New

    地政学リスクによる通貨強弱性の変化に要注意か

  6. 2024.11.19

    加・住宅着工件数増加にて上昇した加ドルの上伸性に注目か

  7. 2024.11.18

    下落しているスイスフランの回復性に注目か

  8. 2024.11.15

    パウエルFRB議長の発言にて上昇した米ドルの方向性を静観か

  9. 2024.11.14

    今年安値を更新し昨年安値に迫っているユーロ米ドルの下値余地に注意か

  10. 2024.11.13

    対円で上昇したユーロの上値余地を注視か