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英・雇用統計結果によりポンドに弾みがつくのか注目か

相場レポート

英・雇用統計結果によりポンドに弾みがつくのか注目か

英・雇用統計結果によりポンドに弾みがつくのか注目か
本日のポイント
  1. スイス・貿易収支
  2. 米・ネットフリックス第2四半期決算

前日の米国通貨は、米ドルの上値が重くなる中、加ドルが躍進し、加ドル円は106.107から107.014まで約90pips上昇した。現在の水準は106.522付近で、6月9日につけた今年高値の107.198まで100pips未満となっており、欧州時間にかけての更なる上昇により高値更新が見られるのか注目したいところだ。

欧州通貨は、ポンドが欧州時間から米国時間にかけて最強通貨となり、ポンド米ドルは1.186から1.203まで約170pipsの上昇となった。本日の英・雇用統計では失業率が前回の4.0%から改善するのか、雇用環境に注目したい。統計結果が市場予想より上振れた場合、更なる上昇の可能性があるため、ポンド米ドルは、まずは直近高値の1.205を上抜けるのか注視したい。

本日は、アジア時間の15:00に英・雇用統計、スイス・貿易収支と、欧州時間の16:00にトルコ・住宅販売、18:00に欧・消費者物価指数(確報値)、米国時間の21:30に米・住宅着工件数、24:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、27:35に米・ブレイナードFRB副議長の発言、29:00頃に米・ネットフリックス第2四半期決算がある予定だ。英・雇用統計結果によりポンドに弾みがつくのか注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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