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弱含んでいるユーロが米国時間にかけ回復するかに注目か

相場レポート

弱含んでいるユーロが米国時間にかけ回復するかに注目か

弱含んでいるユーロが米国時間にかけ回復するかに注目か
本日のポイント
  1. 英・第1四半期GDP(確報値)
  2. 米・PCEコア・デフレーター

前日の米国通貨は、米・パウエルFRB議長のタカ派発言により急伸し、ポンド米ドルは1.221から1.210まで下落した。ポンド米ドルは4時間足で直近上昇幅の半値分まですでに下落しており、調整反発が入ったあと再び下落基調となる可能性があるため、下伸した場合、1.202付近までを視野に入れておきたい。

欧州通貨は、ECBフォーラムでの中銀総裁の発言もあり、米国時間終盤にかけて弱含む展開となり、ユーロ米ドルは1.0534から1.0432まで下落した。昨日、ラガルドECB総裁は、ユーロ圏の構造が他の主要国とは異なるとし、「利上げペースを事前に確定することは困難である」との姿勢を示した一方、9月会合での大幅利上げの可能性を示唆した。

本日は、アジア時間の15:00に英・第1四半期GDP(確報値)、英・第1四半期経常収支、独・小売売上高と、欧州時間の15:45に仏・生産者物価指数、16:00にスイス・KOF先行指数と貿易収支、16:55に独・失業率、18:00に欧・失業率、米国時間の21:30に加・GDP、米・個人所得、米・PCEコア・デフレーター、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量が控えている。弱含んでいるユーロが米国時間にかけ回復するのか、注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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