米・2/5年債入札に要注目か
2022.06.27
- 欧・ラガルドECB総裁の発言
- 米・2年債入札
先週末の米国通貨は、方向感の乏しい値動きとなる中、対ユーロで弱含み、ユーロ米ドルは1.0511から1.0572まで小幅上昇となった。先週末24日に発表された独・6月Ifo景況感指数が市場予想の92.0を上回り92.3となったことがユーロの下支えとなった。テクニカル的には、ユーロ米ドルは4時間足200SMAが頭上にレジスタンスとして存在するため、まずは200SMAラインである1.0585を上抜けるのか注目したい。
欧州通貨は、ポンドが対オセアニアで弱含み、ポンド豪ドルは1.7814から1.7652まで約160pipsの下落となった。ポンド豪ドルは先週末に大きく下落したことで4時間足20MAを割り込む形となった。なお本日のアジア時間では豪ドルが最弱通貨となっているため、反発の力が継続するのか、慎重に見極めたい。
本日は、欧州時間の17:30に香港・貿易収支と、米国時間の21:30に米・耐久財受注、23:00に米・中古住宅販売保留、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、24:30に米・2年債入札、26:00に米・5年債入札、26:30に欧・ラガルドECB総裁の発言が控えている。米国時間での米短期債入札を慎重に見守りたい。
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