政策金利発表を前に失速しているポンドの動向に注目か

2022.05.03
- 仏・財政収支
- 欧・生産者物価指数
前日の米国通貨は、対オセアニア・対欧州ともに強弱が拮抗し、ユーロ米ドルは1.049-1.054、豪ドル米ドルは0.703-0.707での非常に狭いレンジ推移となった。ただ本日のRBA政策金利発表後から豪ドルが若干強含み、豪ドル米ドルは一時0.714まで上昇。0.35%への利上げ発表後も上昇が見られている。
欧州通貨は、今週のBOE政策金利発表を前にポンドが失速しており、ポンド米ドルが1.259から1.247まで下落した。本日のアジア時間では半値分回復しているが、時間足20MA真上でもみ合う形状となったため、再び失速するのか注視したい。
本日は、欧州時間の15:45に仏・財政収支、16:55に独・失業率、17:30に英・製造業PMI(確報値)、18:00に欧・生産者物価指数と失業率と、米国時間の23:00に米・製造業受注指数、米・JOLT労働調査、25:30に加・ロジャースBOC副総裁の発言、翌6:00にNZ・RBNZ金融安定報告書公表が予定されている。政策金利発表を前に失速しているポンドの動向に注目したい。
過去の相場レポート
2025.07.15
続落したポンド米ドルの回復余地に注目か
2025.07.14
失業率低下にて上昇した加ドル円の上値余地に警戒か
2025.07.11
対米ドルで下落したユーロの下伸性に要警戒か
2025.07.10
高値更新を継続しているスイスフランの上伸性に注目か
2025.07.09
対米ドルで反発したユーロの勢いが継続するのか方向性に注意か
2025.07.08
連休明けに強含んだ米ドルの上値余地に要警戒か
2025.07.07
対豪ドルで上昇したユーロの上伸性に注目か
2025.07.04
米国市場が休場中に欧州通貨が優位性を見せるのか注視か
2025.07.03
米雇用統計による通貨強弱に要警戒か
2025.07.02
上昇が継続しているスイスフランの上値余地を静観か