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政策金利発表を前に失速しているポンドの動向に注目か

相場レポート

政策金利発表を前に失速しているポンドの動向に注目か

政策金利発表を前に失速しているポンドの動向に注目か
本日のポイント
  1. 仏・財政収支
  2. 欧・生産者物価指数

前日の米国通貨は、対オセアニア・対欧州ともに強弱が拮抗し、ユーロ米ドルは1.049-1.054、豪ドル米ドルは0.703-0.707での非常に狭いレンジ推移となった。ただ本日のRBA政策金利発表後から豪ドルが若干強含み、豪ドル米ドルは一時0.714まで上昇。0.35%への利上げ発表後も上昇が見られている。

欧州通貨は、今週のBOE政策金利発表を前にポンドが失速しており、ポンド米ドルが1.259から1.247まで下落した。本日のアジア時間では半値分回復しているが、時間足20MA真上でもみ合う形状となったため、再び失速するのか注視したい。

本日は、欧州時間の15:45に仏・財政収支、16:55に独・失業率、17:30に英・製造業PMI(確報値)、18:00に欧・生産者物価指数と失業率と、米国時間の23:00に米・製造業受注指数、米・JOLT労働調査、25:30に加・ロジャースBOC副総裁の発言、翌6:00にNZ・RBNZ金融安定報告書公表が予定されている。政策金利発表を前に失速しているポンドの動向に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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