米国時間にかけての大きな値動きに警戒か

2022.04.27
- 仏・消費者信頼感指数
- 米・中古住宅販売保留
前日の米国通貨は、対欧州で強含み、ユーロ米ドルは1.073から1.063まで約100pips下落した。テクニカル的には、ユーロ米ドルは時間足20MAに上値を抑えられる形で続落しているため、このまま下落が継続するのか、本日の指標発表と照らし合わせながら判断したい。
欧州通貨は、ポンドが最弱通貨となり、ポンド米ドルは1.277から1.255まで約200pips下伸した。ポンド米ドルは今年安値を更新している最中であり、週足レベルでもサポートのない真空地帯となっている。来週のBOE政策金利発表を前に、通貨強弱によりポンドの更なる下落を警戒したいところだ。
本日は、15:45に仏・消費者信頼感指数、19:00に英・CBI流通取引調査、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・卸売在庫(速報値)、23:00に米・中古住宅販売保留、23:30に米・週間原油在庫、25:00に米・5年債入札、翌7:45にNZ・貿易収支が控えている。欧州時間から米国時間にかけて、各種通貨の大きな値動きに警戒したい。
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