連休明けとなる欧州勢の値動きに注目か
2022.04.19
- スイス・ジョーダンSNB総裁の発言
- 米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
前日の米国通貨は、欧州市場の休場もあり方向感に欠ける展開となり、ユーロ米ドルは1.082-1.077間で約50pipsのボラティリティに留まった。ただ、ウクライナが南東部マリウポリの投降を拒否し、「最後まで戦う」姿勢を貫いたこともあり、為替市場がユーロを地政学リスクと判断。対ユーロで米ドルが小幅に強含む展開となっている。
欧州通貨は、下落基調となっていたユーロポンドが一旦反発を見せ、0.824を下値に0.829まで回復している。ユーロポンドは4時間足で20MAに上値を抑えられる形となっているため、このまま直近の反発上昇が継続するのか慎重に注視したい。
本日は、押収時間は大きな指標発表はなく、米国時間に入った21:15に加・国際証券取扱高、米・住宅着工件数、米・建設許可件数、22:00に加・中古住宅販売件数、25:05に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、25:30にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言が控えている。連休明けの欧州が活発な取引を見せるのか、欧州時間からの価格変動に注目したい。
過去の相場レポート
2024.03.28
上値が重いクロス円の動向に警戒か
2024.03.27
円安傾向で今年高値更新をしている米ドル円の上値余地を静観か
2024.03.26
対ユーロで軟化している米ドルの回復性を注視か
2024.03.25
下落した加ドル円の回復力を静観か
2024.03.22
パウエルFRB議長の発言による米ドルの急変動に要警戒か
2024.03.21
BOEを前に強含んでいるポンドの上値余地に注意か
2024.03.20
上昇が継続している加ドル円の今年高値更新可否に注目か
2024.03.19
FOMC前に米ドルが強含むのか方向性を静観か
2024.03.18
反発上昇が見られているポンド円の上伸性に注目か
2024.03.15
上値の重いユーロが下げ止まるのか注意か