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連休明けとなる欧州勢の値動きに注目か

相場レポート

連休明けとなる欧州勢の値動きに注目か

連休明けとなる欧州勢の値動きに注目か
本日のポイント
  1. スイス・ジョーダンSNB総裁の発言
  2. 米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、欧州市場の休場もあり方向感に欠ける展開となり、ユーロ米ドルは1.082-1.077間で約50pipsのボラティリティに留まった。ただ、ウクライナが南東部マリウポリの投降を拒否し、「最後まで戦う」姿勢を貫いたこともあり、為替市場がユーロを地政学リスクと判断。対ユーロで米ドルが小幅に強含む展開となっている。

欧州通貨は、下落基調となっていたユーロポンドが一旦反発を見せ、0.824を下値に0.829まで回復している。ユーロポンドは4時間足で20MAに上値を抑えられる形となっているため、このまま直近の反発上昇が継続するのか慎重に注視したい。

本日は、押収時間は大きな指標発表はなく、米国時間に入った21:15に加・国際証券取扱高、米・住宅着工件数、米・建設許可件数、22:00に加・中古住宅販売件数、25:05に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、25:30にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言が控えている。連休明けの欧州が活発な取引を見せるのか、欧州時間からの価格変動に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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