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欧州の連休最終日によるボラティリティの低下に要注意か

相場レポート

欧州の連休最終日によるボラティリティの低下に要注意か

欧州の連休最終日によるボラティリティの低下に要注意か
本日のポイント
  1. 欧州がイースターマンデーにより休場
  2. NZ・オアRBNZ総裁の発言

先週末の米国通貨は、米債利回りの上昇により強含んだもののユーロと拮抗し、ユーロ米ドルは1.079−1.082でのレンジ推移となった。今週は21日(木)の米・景気先行指数を除いて大きな指標発表が予定されていないため、金利上昇に伴う米ドルの素直な値動きに注目したい。

欧州通貨は、対オセアニアで拮抗状態が続いた。週末時点でユーロ豪ドル1.457−1.461でのレンジ相場となり、本日のアジア時間では上へブレイクし1.467まで上昇となった。ウクライナ情勢が激化しておりマリウポリでの戦闘が終焉しない中、ユーロの上値が重い状態が継続している。

本日は、20時半にトルコ・住宅市場指数、29:00に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、NZ・オアRBNZ総裁の発言が予定されている。本日は先週末金曜日に引き続いて欧州が祝日により連休となっている。なお今週は、政策金利などの重要イベントは控えていない。欧州時間でのボラティリティ低下に注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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