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欧州の4連休入りで薄商いによる価格の急変動に警戒か

相場レポート

欧州の4連休入りで薄商いによる価格の急変動に警戒か

欧州の4連休入りで薄商いによる価格の急変動に警戒か
本日のポイント
  1. 仏・消費者物価指数
  2. 欧州がグッドフライデーにより休場

前日の米国通貨は、米国時間で最強通貨となり、ポンド米ドルは1.314から1.303まで約110pipsの下落となった。なお米ドルはユーロに対しても同様に強含んでおり、ユーロ米ドルは160pips下落し、現在は1.080付近での推移となっている。米債利回りが長短ともに上昇しており、米30年債利回りは3%目前の2.92%となっている。

欧州通貨は、昨日発表されたECB政策金利決定会合にて政策金利の据え置きと資産買い入れ終了が発表されたユーロが最弱通貨となった。ユーロは弱含む円に対しても下落となり、ユーロ円はクロス円の中でも下落が著しく、136.93から135.51まで約140pipsの下落となった。

本日の指標は、15:45に仏・消費者物価指数、16:00にトルコ・住宅販売、21:30に米・NY連銀製造業景気指数、22:15に米・鉱工業生産、米・設備稼働率、29:00に米・対米証券投資が予定されている。本日から欧州が4連休入りとなり米国は短縮取引となるため、薄商いによる価格の急変動に警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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