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ユーロは金利上昇中の米ドルへ対抗となるか

相場レポート

ユーロは金利上昇中の米ドルへ対抗となるか

ユーロは金利上昇中の米ドルへ対抗となるか
本日のポイント
  1. 米・ウォラーFRB理事の発言
  2. 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言

先週末の米国通貨は、弱含んでいたポンドに対し上昇となり、ポンド米ドルは1.308から1.298まで約100pips下落した。米長期債利回りが急激に上昇していることもあり、日足での下降チャネル下限で反発を見せないまま下落傾向が継続している。4時間足での直近安値ラインである1.299も下抜けているため、ポンド米ドルの下落が継続するのか慎重に判断したい。

欧州通貨は、ユーロ米ドルが横ばい推移となり、1.083から1.089にかけてのレンジとなった。しかしながら、本日のアジア時間でユーロが最強通貨となり、ユーロ米ドルは約45pipsの上窓スタートとなった。4時間足での20MAを上抜け1.093の直近高値ラインに到達するまでは、ユーロ米ドルの方向感を慎重に見極めたい。

本日は、欧州時間の15:00に英・GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、16:00にトルコ・経常収支と失業率と、米国時間の22:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、米・ボウマンFRB理事の発言、米・ウォラーFRB理事の発言、25:40に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、26:00に米・3年債入札が予定されている。週明けから大きな値動きとなっている米ドルと欧州通貨の強弱性をしっかりと見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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