欧・ECB議事要旨の公表内容に注目か

2022.04.07
本日のポイント
- 米・週間天然ガス貯蔵量
- 欧・ECB議事要旨公表
前日の米国通貨は、ドルインデックスがわずかに上昇したことで、米ドル円が下値を支えられる形での横ばい推移となった。米ドル円は、昨日節目の124円をタッチしたあとレンジ相場へと移行。本日のアジア時間では下値を試す値動きとなっている。テクニカル面では、米ドル円は4時間足10MAに一度支えられる形で反発したが、下落した場合再度サポートが入るのか慎重に判断したいところだ。
欧州通貨は、本日のECB議事要旨公表を前に、ユーロがこう着状態となっており、ユーロ円は134.29-135.46間でのレンジ推移が継続している。いったん反発が入り円安局面入りかに見えたクロス円だったが、中でもユーロ円の上値は重いため下落基調に警戒したい。
本日は、欧州時間の16:30に英・ハリファックス住宅価格、20:30に欧・ECB議事要旨公表と、米国時間の21:15に英・ピルMPC理事の発言、21:30に米・新規失業保険申請件数、22:00に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、米・イエレン財務長官の発言、27:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言が控えている。欧州時間でのECB議事要旨公表に注目しつつ、欧州通貨の下値余地に警戒したい。