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下落しているユーロに注意か

相場レポート

下落しているユーロに注意か

下落しているユーロに注意か
本日のポイント
  1. 米・ブレイナード次期FRB副議長の発言
  2. 米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、対円で方向感が全く示されず、米ドル円は122.25から122.94の間でのレンジ推移となった。しかしながら本日のアジア時間で米ドル円は下値を試す値動きとなり、一時122.38まで下落した。

欧州通貨は、ウクライナ情勢の激化で首都キーウの惨状が報道されると、ユーロは下落基調となり、ユーロポンドが0.843から0.835まで約80pipsの下落となった。ロシアへのより一層の経済制裁により、副次的にユーロ圏へも悪影響が波及すると懸念され、ユーロの上値は重くなった。

本日は、欧州時間の15:45に仏・鉱工業生産と製造業生産指数、17:30に英・サービス業PMI(確報値)と、米国時間の21:30に加・貿易収支、米・貿易収支、22:45に米・サービス業PMI(確報値)、23:00に米・ISM非製造業景況指数、23:05に米・ブレイナード次期FRB副議長の発言、25:30に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、27:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が控えている。地政学リスクを考慮しつつ、欧州時間からの指標発表に注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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