下落しているユーロに注意か

2022.04.05
- 米・ブレイナード次期FRB副議長の発言
- 米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言
前日の米国通貨は、対円で方向感が全く示されず、米ドル円は122.25から122.94の間でのレンジ推移となった。しかしながら本日のアジア時間で米ドル円は下値を試す値動きとなり、一時122.38まで下落した。
欧州通貨は、ウクライナ情勢の激化で首都キーウの惨状が報道されると、ユーロは下落基調となり、ユーロポンドが0.843から0.835まで約80pipsの下落となった。ロシアへのより一層の経済制裁により、副次的にユーロ圏へも悪影響が波及すると懸念され、ユーロの上値は重くなった。
本日は、欧州時間の15:45に仏・鉱工業生産と製造業生産指数、17:30に英・サービス業PMI(確報値)と、米国時間の21:30に加・貿易収支、米・貿易収支、22:45に米・サービス業PMI(確報値)、23:00に米・ISM非製造業景況指数、23:05に米・ブレイナード次期FRB副議長の発言、25:30に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、27:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が控えている。地政学リスクを考慮しつつ、欧州時間からの指標発表に注意したい。
過去の相場レポート
2025.07.15
続落したポンド米ドルの回復余地に注目か
2025.07.14
失業率低下にて上昇した加ドル円の上値余地に警戒か
2025.07.11
対米ドルで下落したユーロの下伸性に要警戒か
2025.07.10
高値更新を継続しているスイスフランの上伸性に注目か
2025.07.09
対米ドルで反発したユーロの勢いが継続するのか方向性に注意か
2025.07.08
連休明けに強含んだ米ドルの上値余地に要警戒か
2025.07.07
対豪ドルで上昇したユーロの上伸性に注目か
2025.07.04
米国市場が休場中に欧州通貨が優位性を見せるのか注視か
2025.07.03
米雇用統計による通貨強弱に要警戒か
2025.07.02
上昇が継続しているスイスフランの上値余地を静観か