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ユーロは対ポンドで底打ちか

相場レポート

ユーロは対ポンドで底打ちか

ユーロは対ポンドで底打ちか
本日のポイント
  1. 米・製造業受注指数
  2. 英・ベイリーBOE総裁の発言

先週末の米国通貨は、対ユーロ・対ポンドともに弱含み、ユーロ米ドルは1.107から1.102まで40pipsの小幅下落となった。先週末に発表された米・雇用統計では、失業率が3.6%となり、2020年2月以来の低水準となったことが次回FOMCでの積極的な利上げを示唆したが、米ドルの大きな上昇には繋がらなかった。

欧州通貨は、ユーロポンドが日足下落チャネルの上限を上抜けており、一時0.850に到達した。この水準は今年高値であり、すでに2月高値の0.847も実体足で上抜けている。一旦の調整は入る可能性があるが、ユーロは対ポンドでの優位性が生じてきており、上昇が継続するのか慎重に判断したい局面だ。

本日は、アジア時間の15:00に独・貿易収支と、欧州時間の16:00にトルコ・消費者物価指数と生産者物価指数、18:05に英・ベイリーBOE総裁の発言、米国時間の21:30に加・住宅建設許可、23:00に英・カンリフBOE副総裁の発言、米・製造業受注指数が発表予定となっている。週明けの価格動向を慎重に判断したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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