米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言内容に警戒か
2022.03.31
- 米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言
- 米・シカゴ購買部協会景気指数
前日の米国通貨は、対円で弱含み、米ドル円は123.21から121.30まで180pipsほど下落した。背景に日銀黒田総裁と岸田首相の会談実施があり、円安牽制がなされるのではとの憶測から、昨日午前中に大幅下落となった。しかしながら本日のアジア時間では、米ドル円は122.33付近まで戻している。
欧州通貨は、ウクライナ情勢の後退期待からユーロが買い戻され、ユーロ円は134.85から136.85まで2円ほど上昇。4時間足20MAを下回ることなく反発が入り、上目線へと回帰している。ただ、4時間足ではRSIが70と高水準のため、上昇が継続するのか慎重に判断したい。
本日は、欧州時間の15:00に英・第4四半期GDP(確報値)、英・ネーションワイド住宅価格、独・小売売上高、15:45に仏・生産者物価指数、16:55に独・失業率、20:30に米・チャレンジャー人員削減予定数と、米国時間の21:30に加・GDP、米・新規失業保険申請件数、米・個人所得、22:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数が控えている。米国時間にかけての指標発表と要人発言に警戒したい。
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