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勢力図が反転したユーロと米ドルの相関性に注目か

相場レポート

勢力図が反転したユーロと米ドルの相関性に注目か

勢力図が反転したユーロと米ドルの相関性に注目か
本日のポイント
  1. 独・消費者物価指数(速報値)
  2. 米・PCEコアデフレーター

前日の米国通貨は、米長期債利回りの下落から上値が重くなり、ユーロ米ドルが1.096から1.113まで高騰した。昨日発表された米・3月消費者信頼感指数は、市場予想の107.0を上回り107.2となり、3ヶ月振りに上昇が見られたが、米ドルの上昇勢力は続かなかった。

欧州通貨は、ロシアとウクライナの停戦交渉が進展し、ロシア側が「ウクライナの首都キーウとチェルニヒウ近郊の軍事活動を縮小する」と発表したころからユーロが上昇。米ドル円が2.3円ほど下落する中、ユーロ円は1.9円の下落に留まった。ユーロ円は現在135.22付近で推移しており、4時間足20MAを下抜けるかの瀬戸際で奮闘している。

本日は、欧州時間の16:00にスイス・KOF先行指数、17:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、17:10に英・ブロードベントBOE副総裁の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数と、米国時間に入った21:00に独・消費者物価指数(速報値)、21:15に米・ADP全国雇用者数、21:30に米・第4四半期GDP、米・個人消費、米・PCEコアデフレーター、22:15に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、23:30に米週間原油在庫が控えている。反発しているユーロと後退している米ドルの強弱性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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