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強含んでいる米ドルの上値に注目か

相場レポート

強含んでいる米ドルの上値に注目か

強含んでいる米ドルの上値に注目か
本日のポイント
  1. 米・JOLT労働調査
  2. 米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言

前日の米国通貨は対ポンドで強含み、ポンド米ドルは1.318から1.306まで約110pips下落した。昨日発表された米・卸売在庫(速報値)が前回値の0.8%から2.1%へと上昇したことや、日銀の指値オペ発表により円が相対的に弱含んだことも、米ドル上昇の要因となった。米10年債利回りは一時2.55%をつけたが、現在は2.47%付近で推移している。

欧州通貨は、対米ドルで拮抗しており、ユーロ米ドルは1.094から1.099の間での非常に狭い範囲でレンジ推移となっている。ユーロ米ドルは現在、4時間足20MAの真上に位置しており、方向感を探る値動きとなっている。そのため、直近高安値である1.094か1.099を抜けた後にポジションを保有した方が良さそうだ。

本日は、15:45に仏・消費者信頼感指数、17:30に英・住宅ローン承認件数、22:00に米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、米・消費者信頼感指数、米・JOLT労働調査、23:45に米ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、25:30にスイス・ツアブリュックSNB副総裁の発言、26:00に米・7年債入札が控えている。強含んでいる米ドルが本日の指標発表により変化するのか慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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