米・パウエルFRB議長の発言内容に注目か

2022.03.21
- ラガルドECB総裁の発言
- 米・パウエルFRB議長の発言
先週末の米国通貨は、軟調な展開となっていたユーロに対して持ち直し、ユーロ米ドルは1.111から1.100まで110pipsほど下落した。本日のアジア時間では、ユーロ米ドルは時間足で20MAの下に位置しており、現段階では方向感にかける状態となっている。4時間足では上向きチャネルのミドルに位置しているため、欧州時間からの値動きに注目したい。
欧州通貨は、日本円と同様にユーロが弱小通貨となっており、週末はスイスフランが高騰したことから、ユーロフランが1.040から1.028まで110pipsほど下落した。テクニカル的には、ユーロフランは日足ベースでちょうど20MAの真上に位置しているため、しっかりとした値動きを確認してから判断したい。
本日は、欧州時間の16:00に独・生産者物価指数、16:30にラガルドECB総裁の発言、17:30に香港・経常収支、香港・消費者物価指数、21:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、25:00に米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。本日は日本市場が休場のため、通常以上の大きな値動きに警戒したい。
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