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米利上げ幅が市場予想と一致で米ドルは調整局面入りか

相場レポート

米利上げ幅が市場予想と一致で米ドルは調整局面入りか

米利上げ幅が市場予想と一致で米ドルは調整局面入りか
本日のポイント
  1. 英・BOE政策金利と声明発表
  2. 米・新規失業保険申請件数

前日の米国通貨は、軟調な展開となり、ユーロ米ドルが1.094から1.105まで約100pips上昇した。米ドルは対円では上昇しているものの、他通貨に対しては軟調な値動きとなっており、「有事の米ドル買い」の動きが見られなくなってきている。ウクライナ情勢などの地政学リスクが払拭されない中、現状を受け入れる市場の値動きとなりつつあるため、米ドルの調整局面に警戒したい。

欧州通貨は、ユーロが躍進しており、ユーロ円は129.50から131.46まで約189pips上昇した。テクニカル的にはユーロ円は4時間足で10MAに沿ってバンドウォークを継続しているため、このまま上昇が継続となると今年高値の133.15付近まで走るのか、米国時間にかけての値動きに注目したい。

本日は、欧州時間の18:30にラガルドECB総裁の発言、19:00に欧・消費者物価指数、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、21:00に英・BOE政策金利と声明発表、米国時間の21:30に加・住宅価格指数、米・新規失業保険申請件数、米・住宅着工件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、22:15に米・鉱工業生産、米・設備稼働率、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量が発表予定となっている。週末にかけて米ドルが調整局面入りするのか、慎重に判断したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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