米ドル買い・円売り相場の継続性に注意か
2022.03.15
- 米・生産者物価指数
- 米・NY連銀製造業景気指数
前日の米国通貨は、米10年債利回りが節目の2%を超え2.13%となったことから米ドルが対円で上昇した。米ドル円は本日のアジア時間で118円台半ばまで上昇。レジスタンスラインの118.76に迫る勢いとなっている。一方のユーロ米ドルは4時間足で下値を切り上げており、1.090から1.099まで90pipsの反発となった。
欧州通貨は、昨日に引き続いて本日のアジア時間でもユーロが最強通貨となっており、ユーロ豪ドルは1.495から1.528まで約360pipsの上昇が見られた。ユーロ豪ドルは日足20MAのちょうど真上に位置しているため、実体足で20MAをしっかりと抜け切ることができるのか注目したい。
本日は、欧州時間の16:00に英・失業率、16:45に仏・消費者物価指数、19:00に欧・ZEW景況感調査、欧・鉱工業生産、21:15に加・住宅着工件数と、米国時間の21:30に米・生産者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、22:00に加・中古住宅販売件数、24:15に欧・ラガルドECB総裁の発言、29:00に米・対米証券投資が予定されている。ウクライナ情勢の最新情報を追いつつ、米ドルの値動きに注意したい。
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