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米ドル買い・円売り相場の継続性に注意か

相場レポート

米ドル買い・円売り相場の継続性に注意か

米ドル買い・円売り相場の継続性に注意か
本日のポイント
  1. 米・生産者物価指数
  2. 米・NY連銀製造業景気指数

前日の米国通貨は、米10年債利回りが節目の2%を超え2.13%となったことから米ドルが対円で上昇した。米ドル円は本日のアジア時間で118円台半ばまで上昇。レジスタンスラインの118.76に迫る勢いとなっている。一方のユーロ米ドルは4時間足で下値を切り上げており、1.090から1.099まで90pipsの反発となった。

欧州通貨は、昨日に引き続いて本日のアジア時間でもユーロが最強通貨となっており、ユーロ豪ドルは1.495から1.528まで約360pipsの上昇が見られた。ユーロ豪ドルは日足20MAのちょうど真上に位置しているため、実体足で20MAをしっかりと抜け切ることができるのか注目したい。

本日は、欧州時間の16:00に英・失業率、16:45に仏・消費者物価指数、19:00に欧・ZEW景況感調査、欧・鉱工業生産、21:15に加・住宅着工件数と、米国時間の21:30に米・生産者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、22:00に加・中古住宅販売件数、24:15に欧・ラガルドECB総裁の発言、29:00に米・対米証券投資が予定されている。ウクライナ情勢の最新情報を追いつつ、米ドルの値動きに注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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