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パリティを下抜けたユーロフランの値動きに注目か

相場レポート

パリティを下抜けたユーロフランの値動きに注目か

パリティを下抜けたユーロフランの値動きに注目か
本日のポイント
  1. 英・カンリフBOE副総裁の発言
  2. 英・ハリファックス住宅価格

先週末の米国通貨は、ロシアによるウクライナ侵攻にて、ウクライナ南部のザポロジエ原発がロシア軍の命令下に置かれたとの報道からリスクオフムードが漂い、米ドルが対円で下落した。しかしながら対ユーロでは堅調に推移しており、ユーロ米ドルは1.106から1.082まで約250pipsの下落となった。

欧州通貨は、激化するウクライナ情勢によりユーロが不安定な値動きとなっており、ユーロが全面安となっている。特に対スイスフランでも下落が加速しており、ユーロフランは1.000のパリティをさらに下回り、アジア時間の現在では0.997の今年安値を記録した。

本日は、欧州時間の16:00に独・製造業受注と小売売上高、英・ハリファックス住宅価格と、米国時間の24:00に英・カンリフBOE副総裁の発言、29:00に米・消費者信用残高が予定されている以外は、特に大きな指標発表は控えていない。地政学リスクが収まらない中、突発的な値動きによりテクニカルが効きにくくなることも想定されるため、ポジションを慎重に調整しつつ価格変動を見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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