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ロシア侵攻下オセアニア通貨は反発なるか

相場レポート

ロシア侵攻下オセアニア通貨は反発なるか

ロシア侵攻下オセアニア通貨は反発なるか
本日のポイント
  1. 欧・ラガルドECB総裁の発言
  2. 米・ミシガン大消費者信頼感指数

前日の米国通貨は、ロシアによるウクライナ侵攻が開始されると、ドルインデックスが上昇。豪ドル米ドルは、0.723から0.709まで約140pips下落した。また、昨日発表された米・1月新築住宅販売件数は、80.2万件の市場予想に対し80.1万件となり、3ヶ月振りの下振れとなったが米ドルへの影響は限定的だった。

欧州通貨は、ウクライナ情勢の深刻化により、ユーロが引き続き軟調な展開となっており、ユーロ円は130.04から127.91まで約210pips下落した。しかしながら、ユーロは対オセアニアでは拮抗しており、ユーロ豪ドルは日足サポートライン付近である1.555を下値に、もみ合い相場となっている。資源価格の急騰一服から、オセアニア通貨がどの方向に進むのか注視したい。

本日は、16:00に独・第4四半期GDP、独・輸入物価指数、16:45に仏・第4四半期GDP、仏・消費者物価指数、仏・生産者物価指数、22:30に米・耐久財受注、米・個人所得、米・PCEコア・デフレーター、23:00に欧・ラガルドECB総裁の発言があり、さらに24:00に米・中古住宅販売留保、米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。地政学リスクが勃発した中での、資源国通貨の週末の価格動向に注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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