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ラガルドECB総裁によるハト派発言後のユーロの動向に注目か

相場レポート

ラガルドECB総裁によるハト派発言後のユーロの動向に注目か

ラガルドECB総裁によるハト派発言後のユーロの動向に注目か
本日のポイント
  1. 米・NFIB中小企業楽観指数
  2. 加・貿易収支

前日の米国通貨は、高騰しているオセアニア通貨に押され、豪ドル米ドルが0.706から0.713まで上昇。本日のアジア時間でも同様、上値を試す値動きとなっている。一方、ポンド米ドルは方向感が定まらず、1.349-1.355でのレンジ相場となっている。ただ、本日のアジア時間に入り、米10年債利回りが1.93%まで上昇している背景から、米ドル円が114.91から115.41まで50pipsほど上昇している。

欧州通貨は、「資産購入終了前より、利上げが前になることはない」という、昨日のラガルドECB総裁による明確なハト派傾向発言により、ユーロの上値が重くなっており、ユーロ米ドルは、1.141-1.146での非常に狭いレンジ推移に移行している。このまま緩やかに下落が継続するとなると、日足10MAラインの1.137付近までは、幅を持たせて下落を構えていたいところだ。

本日は、欧州時間の16:45に仏・貿易収支と経常収支、20:00に米・NFIB中小企業楽観指数と、米国時間に入った22:30に加・貿易収支、米・貿易収支、27:00に米・3年債入札が予定されている。上昇している米ドル円がさらなる上値を試すのか慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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