欧・ラガルドECB総裁のけん制発言に注目か
2022.02.07
- 欧・ラガルドECB総裁の発言
- 英・ハリファックス住宅価格
先週末の米国通貨は、米・雇用統計の好結果を受け若干のドル高傾向となり、ユーロ米ドルが1.148から1.141まで小幅に下落した。また、対オセアニア通貨では、資源価格の高騰にも関わらず米ドルは上昇。豪ドル米ドルは、0.715から0.705まで約100pips下落した。ポンド米ドルも同様に米ドルが勝っており、1.361から1.350まで110pipsほど下落している。
欧州通貨は、先週のラガルドECB総裁のタカ派発言以降ユーロが堅調に推移していたが、本日のアジア時間でユーロ円が失速。ユーロ円は、今月高値の132.15から131.69まで反落した。しかしながら、テクニカル的にはユーロ円は4時間足で依然10MAより上に位置しているため、このまま下落が継続するのか、本日のラガルドECB総裁の発言と照らし合わせながら慎重に判断したいところだ。
本日の指標は、欧州時間の15:45にスイス・失業率、16:00に独・鉱工業生産、英・ハリファックス住宅価格と、米国時間に入った24:45に欧・ラガルドECB総裁の発言、29:00に米・消費者信用残高が予定されている。週始めの通貨強弱が大きく変化するのか慎重に見極めたい。
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